成形品(プラスチック製品)の樹脂の入り口
プラスチック製品ってドロドロに溶かした成形原料を金型に圧力をかけて
流し込む。
って言うのは前回、お話しさせて頂きましたが…
その流しこむ入口にも色々ありまして…..
それによって金型構造も変わります。
今回は一番ポピュラーな物をご紹介します(^_-)-☆
写真の製品がかなり大きいので解りにくいかもしれませんが…..
こちらはサイドゲート
と言います。
製品の横から樹脂を入れるからサイドゲートね
こちらは成形してから綺麗にゲートをカットして、仕上げるのね。
次はピンゲート。
針の先のような細い穴から樹脂を製品に直接、樹脂を流し込む。
これがゲートが取れた後の製品。
ポッとニキビ跡みたいなのが、そうね。
この製品は大きいからゲートも大きいけど
普通はもっと小さいよ。φ0.5ぐらいからかな??
ピンゲートの場合はゲートの後処理しなくていいし、目立たないから
その製品の使用用途によって、お客様から指定されるのよね
次の写真は
これがこの製品のゲート部。デカイ
通常、ピンゲートの場合はこの製品に付く部分が2段階になってて..(3段階もアリ)
これを2次スプールって言います。
皆さん、プラスチック用品を使われる時
ピンゲートかサイドゲートか
その製品がどうゆう作りの製品か
ゲート跡を探してみたら楽しいかも?です